−樽井雅美(マーコ)の思い語る/2007年6月−
私は、(株)左近クリエイションの樽井 雅美と申します。
弊社は元々陶器を中心とした企画・提案・コーディネートの会社です。
姉が経営している会社です。事業内容はこちらをごらんください。
http://www.e-sakon.co.jp/index.htm

会社は東京にありますが、私は、関西に在住しております。4,5年前に洋菓子の陶器のパッケージのお仕事を させていただいたことをきっかけにして関西の洋菓子のパティシエの方々を 取材する【厳選パティシエじゅずつなぎ】というサイトを立ち上げました。
http://www.e-sakon.co.jp/cakeshop.htm

このサイトを立ち上げたきっかけは・・・パティシエという職業に魅了されたから・・・
ただそれだけです。洋菓子の陶器パッケージのお仕事も姉の会社の仕事を
手伝って・・・という形ではじめたのでそれまでは丸6年間本当にただの主婦でした。
仕事に借り出され、パティシエの方々とお話しをさせていただく機会をいただき
モノを生み出す方々のすごさに感動し・・・・どうしても色んなパティシエの方々に話を
聞いてみたい・・・・と思うようになりました。と言っても、取材もしたことなければ
原稿も書いたことがないただの主婦です。それが、何を思ったのかよく行く近所の
ケーキ屋さんに行った時に「取材させてください!」と言っちゃったんです。
「いいですよ!」と快く返事をいただいたものの「取材ってどうしたらいいの!!」
「原稿ってどう書くのよ!」「どこで発信するの?」そんな状態でした。
とりあえず、カセットテープとカメラと手帖をもって取材に行ったまではよかったのですが
発信する場所がない。「個人のメディアをもてるのはインターネットしかない!メールマガジン
を発行しよう!」そう思い立ち、そこからパソコン教室に通い始め・・・・そんな始まりです。
だから、今の状況はなんだか自分でも信じられないような・・・・そんな感じです。
このサイトを続けるに当たり関西のケーキ屋さんを本当に沢山回っています。
やり始めてから3年目になるのですが、情報を発信し始めて2年目くらいから
『私は何か人の役に立つことをこのサイトで発信しなければならないのではないだろうか・・・』
と思い始めました。ただの主婦だった私にコレだけの個人的なメディアを神様が与えられた
事には何か大きな意味があるのではないだろうか・・・・』責任のようなものをすごく感じるように
なってきました。(特に何の宗教も信仰していませんよ(笑))

そんなことを日々考えるようになって・・・・ちょうど1年前位にお菓子のプリンカップのようなものを
流通させることによって援助活動が出来ないだろうかと思い立ち『ONE Dish Aid』という
運動を始めたい!と思い始めました。
『One Dish Aid』というのは『優しい気持ちがつまっている1つの器による救援』
という意味でつけました。元々姉の会社が陶器のデザイン・企画・販売をしているため
プリンカップなら簡単に企画提案できると思ったからです。
陶器のプリンカップをお菓子屋さんに買ってもらって1つの器につき2円程度の
募金が含まれていてそれを『ONE Dish Aid』事務局で集めて施設や社会貢献
活動に使うというものです。
元々10年ほど前から姉の会社で三重県の松阪にある『希望の園』という重度身障者の
施設の人たちの芸術活動の作品展をやったりしていた関係から、何か彼らの活動の
手助けを出来るようなことが出来ないか・・・・そう思い立ちました。

そういうことをやるに当たり、どうしてもプリンカップとして流通した後のカップの
最終的な行き先がどうしても気になり始めました。
食器と違ってお菓子の容器として流通するため簡単に捨てられてしまう可能性も
高いです。捨てられてしまった陶器はいったいどうなるんだろう・・・・それがとても
気になり始めました。
自分のすんでいる市町村の環境事業課にも問い合わせてみました。
市から配られるごみの分別のカレンダーにはペットボトルやビン・缶は『資源ごみ』
と書かれているのですが、陶器は『燃えないごみ』と書かれてあるのです。
電話して聞いてみたら「燃えないごみとして回収した陶器は何にもリサイクルできないのが
現状です・・・・ごみとして最終処分地に埋められているのが現状です。
お茶碗がお茶碗に再生できたらいいんですけどね・・・・」と担当者の方が言われました。
すごくショックでした。何とかならないんだろうか・・・何とかならないんだろうか・・・
と思いはじめました。誰かのためを思って・・・流通させるものが最終的に地球を
汚すごみを増やすことになってしまう。そんなことになるのならこんな活動しない方が
いいのかも・・・・とも思いました。
お茶碗がお茶碗になるようなことって出来ないんだろうか・・・・そう思い始め、
インターネットで色々検索していたところグリーンライフ21のHPにたどりつきました。
コレだ!と思いました。もしかしたらプリンカップが又プリンカップに再生してもらえるかも
知れない・・・・そう思いました。陶器は土から出来ています。限られた資源です。
地球のかけらの形をかえて私たちは生活を豊かにしています。いつまでも地球を削り
続けることは出来ません。くるくると循環することが出来れば・・・・・そう思います。
それと同時にこの活動の援助という枠組みをもっと大きく考えるべきだとも思いました。
『誰かを思いやる気持ち』それが『One Dish Aid』の思いです。援助活動と
共に環境問題も発信するべきだと思いました。「未来の子供達のために美しい
地球を守ること・・・・」それは本当に大きな思いやりです。
今あるごみの問題を何とかしなければ・・・・その思いが強く芽生えてきました。
色々調べてみると最終処分地に運ばれるごみの10%が
陶器類だそうです。行政がペットボトルやビン・缶と同じように陶磁器を資源ごみ
として何か対策をしないことはおかしいことだと思います。
今すぐにそれを自治体にしてくれと言ってもそれが無理なことは分かっています。
でも、そういう活動をする人が増えていったら・・・・いつか行政も変ると
思います。まずは自分が出来ることからチャレンジしてみたい。
私はそういう活動をしていきたいと思いました。

【マーコ自宅前の回収ボックス】 
できる事からこつこつと
 
自宅前の廃陶器回収ボックスです。細々と廃陶器を集めています。
今、このケースに廃陶器が2箱めになりました。